待ちけの




作曲 タケ
作詞 ギミ (つげ)

















「必ず迎えに来る」と告げて
あれから幾年たったでしょう

髪にのせた花びら
つまみ飛ばし笑う顔
あなたといた月日は
幸う舞い桜 
 
私を誰かにとられていいの?
気まぐれな性格しってるでしょ?
置き去りにしないで
「お願い」
なんて言わない。
いつまでも待たせていると
どこかにいっちゃうよ?
涙色見せないわ
私は強いから。


「あらぬ世の果ても愛してる」と
抱きしめられたのは遥か夢

肩につもる粉雪
白く吐いたこぼれ息
あなたが去った日から
咲かずの朽ち桜

甘えかたさえわからずいるの
素直になれたらいいのに
愛はもう消えたの?
「教えて」
戻ってくると。
上手にわがままも言えず
今宵も独り咲き
涙色夢をみて
私も連れてって。


こんなに辛いなら消えたいわ
嘘だとわかっていても
あなたが好きよ


 
私を誰かにとられていいの?
気まぐれな性格しってるでしょ?
置き去りにしないで
「傍にいて」
なんて言えない。
いつまでも待たせていると
何処かにいっちゃうよ?
涙色褪せぬまま
私は捨てられた。


でもあなたを信じて待ってるわ
あなたと出会ったこの場所で
約束を果たしに
「早くきて」
待ち惚け。
 忘れたくても忘れられず
今宵も独り事
夜に映る蒼い枝垂れ桜の下

夜に映る蒼い枝垂れ桜の下