乱華唄


作曲 ありあ
作詞 ありあ


















唇 噛みしめれば
滲むはただ紅く甘い露

嗚呼 残り香さえ
いたづらに胸の火を揺さぶる


ひらりはらり ゆらゆらり


たゆたえや 唄えや 玉響の音よ
彼方の面影は いまだ消えぬとも
あさましき 想いの溢れぬうちに
結びとどめよ この祈り永久に


ひらりはらり ゆらゆらり


ゆらめけや 揺らげや 小夜の月影
せめて更けゆく夜に 傾くまで
散りゆくは 想いよ 花にはあらず
照らし渡せよ 乱れ咲く艶姿

いずこへと 咲き誇れ永久に